日本語支援の勉強に意欲的で、ボランティアとして継続できる方を募集します。
「小さな国際交流の会」の「日本語教室」は、日常会話を中心に外国の方の日本語上達のお手伝いをしています。
会話のクラスなので、1対1やレベルごとに数人のグループに分けて言葉を引き出すことから始めます。
日常に即した言葉のやり取りで気軽におしゃべりをして、日本語で話すことに慣れてもらいます。
スタッフ会員は外国の方とのよりよい関係を築く中で会話の習得を手伝います。
気持ちの上では先生ではなく友達です。
スタッフ会員に求められるもの
「日本語教室」では外国の方たちに、いかに話をさせるかがポイントです。まず、1対1やレベルごとの少人数のグループに分けて言葉を引き出すことから始めます。また、ここは日本語上達の手伝いをする場であること、間違っても大丈夫であることを伝え、安心して楽しく話せる雰囲気を作り、その言葉のやり取りの中から発音や語彙の誤りを正していきます。
外国の方たちはスタッフ会員としっかり接することで、日本語を聴き取る能力を身につけ、だんだん話し慣れて自然にに言葉が出るようになります。一見、簡単なことのようですが、スタッフ会員にはそれなりの能力が問われます。
また、来日間もない外国の方は「この日本人は良い人かな。」「私たち外国人をどう見ている人なのだろう。」などと警戒心を持っています。それに加え言葉が不自由なので相手を体で感じようとします。このような場合、スタッフ会員の人柄が求められます。
「小さな国際交流の会」のスタッフ会員は、外国の方たちに、できるだけ早く、誠実に自分をアピールし、信用や安心感を与えることが必要です。また、相手の日本語のレベルを的確につかみ、説明ではなく、いくつかの事例を挙げて理解してもらうための能力も求められます。
歯切れよく、正しい発音を繰り返し聞かせること、日本と日本人に興味を持ってもらうことなども日本語上達に書かせない要素です。
スタッフ会員の努力目標 |
・ | 聞き取りやすい声。歯切れの良い明るい声。 |
・ | 発音を正しく指導。(撥音、促音、濁音など) |
・ | レベルに応じた事例での対応。 |
・ | 当会発行テキスト「日本語会話」とCD・絵教材の学習と活用。 |
・ | スタッフ会員としての自覚と責任。 |
スタッフ会員としての義務 |
・ | 入会の際には、会の運営費として入会金(3,000円)及び年会費(2,000円)が必要です。 |
・ | 「小さな国際交流の会」の一員としての自覚と責任ある行動が求められます。 |
・ | 月2回の「勉強会」は必ず出席し、諸事情での欠席は連絡が必要です。 |
・ | 各教室ではスタッフ同士の連絡を密にし、教室活動に支障がないよう調整しあいます。 |
・ | 当会のイベントはその都度担当者を決め、担当者の指示に出来る範囲で従事していただきます。 |
「小さな国際交流の会」の基本方針 |
1. | 日本語上達支援の会話クラスと「勉強会」を主たる活動とする。 |
2. | 会話クラスでは文法の知識はあるのに、なかなか話せるようにならないということがよくあるので、学習者の発話を促し、話しことばのやりとりにしっかり時間をかける。 |
3. | 「勉強会」は教室運営の要となる為、スタッフ全員の出席を心がける。学習者は教室の外で、どのような会話能力が求められているのか、日本語のレベルに応じた平易な言葉での対応が出来ているか、模擬授業でのスタッフ同士の研鑚などを行う。 |
4. | 他団体や行政とのパイプを強くし、「小さな国際交流の会」の活動と評価をしっかりとしたものにする。 |
5. | スタッフ会員同士の連携を強め、「小さな国際交流の会」のスタッフ会員としての自覚と責任を持つ事はもちろん、互いの未熟な部分をフォローし合う。且つ、誰もが楽しくボランティア活動に専念できるよう、雰囲気作りと受け入れ体制を心がける。 |
「日本語教室」の指針 |
・ | 視覚と聴覚を刺激し、いきいきとした楽しい教室にする。 |
・ | 学習者の発音の矯正は、参加して間もない早い時期に行う。 |
・ | 会話や語彙が片寄らないよう、年間プログラムのテーマに沿った学習者の発話を心がける。 |
・ | 教材(「日本語会話」、「にほんご1・2・3」、絵教材)の学習と活用。 |
・ | テキストを利用して日常会話を身につけさせる。「テキストを教えない、テキストで教える」 |
・ | 聴解能力を高めるため、日本語を聞く事に集中させる。その為にも日本語で教える工夫をする。 |
・ | 文化的な事や、課外レッスンを取り入れる。 |
・ | 言葉はコミュニケーション。勉強より聞き取りと言葉のやり取りを重視する。 |
・ | スタッフが教えたい事ではなく、学習者の習いたい事を教える。 |
・ | 毎回、教室後に反省会を持つ。 |
勉強会
「日本語教室」にスタッフ会員として参加する人のための相互の学習会です。日本語養成講座ではありません。
下記のいずれかの「勉強会」に参加してください。「日本語教室」と一対のものなので、「日本語教室」「勉強会」の、どちらにも参加をお願いしています。
会場 |
TEL |
曜日 |
時間 |
福岡市人権啓発センター
(ココロンセンター) 福岡市博多区下川端町3-1
博多リバレイン・リバーサイト10F |
092-262-8464 |
第1、3、水曜日 |
15:00?17:00 |
092-262-8464 |
第1、3、金曜日 |
18:00?20:00 |
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ボランティア・スタッフご応募ありがとうございます。 |
全ページを、よく熟読いただけたでしょうか。
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